【上京反対!】上京転職の前に立ちはだかる「親ブロック」の要因と対策方法について書いてみた

こんにちは。カマダキです。

地元から東京への上京転職を決意したときに、

人によって大きな壁になってくるのが「親ブロック」の存在だと思う。

ここで言う「親ブロック」とは、親が子供の上京や転職に対して反対・不安を示し、

移動を阻止しようとする現象のことだ。

「上京転職を目指していることを親に伝えたら、猛反対された…」

「上京転職をしたいこと気持ちはまだ親に話していないが、絶対反対される予感がある」

のように、親ブロックに悩んでいる方も多いと思う。

今回は、そんな方々のために少しでも参考になればと思い、親ブロックが起きる要因や対策について書いていこうと思う。

親ブロックはなぜ起きるのか?

子供の上京や転職を阻む理由は親の考え方によってそれぞれだが、

大きく分けると以下の3つに分けられると思う。

過度な心配・保護欲

地元に対する強い愛着や転職へのネガティブイメージ

子どもが遠くに行ってしまう寂しさ

では、それぞれの内容について掘り下げていく。

過度な心配・保護欲

親は地元のコミュニティや慣れ親しんだ環境の安全性を重視し、都市部の生活には危険や不安がつきまとっていると考えがちになってしまう。

特に、親が地元を出たことがない場合は心配な気持ちがより強くなる。

なぜなら、親自身が東京での暮らしを経験したことがない場合、生活のイメージを想像することができないからだ。

旅行で東京に行ったときの混雑しているイメージや、テレビのニュースで流れてくる物騒な事件などでネガティブな印象が作られてしまい、子供を危険な東京に行かせるのは心配という気持ちになっていく。

地元に対する強い愛着や転職へのネガティブイメージ

親は地元に長年住んでいるから、地元コミュニティへの愛着が強く、

「地元に残って家族のそばにいるべきだ」「地元のために働くべきだ」などと考えることが多い。

また、親世代は一つの会社に長く勤めることが安定だという価値観を持っている人が多いため、そもそも転職すること自体によく思わないケースもある。

そのため、「転職する上に地元も出るなんてありえない!」と猛反対を受ける原因になることもある。

子どもが遠くに行ってしまう寂しさ

これは親ならだれもが持つ当たり前の感情だ。

ずっと近くで子供の成長を見守ってきた上に、学校卒業後も地元で働いているからこそ、

「今さら親元を離れてしまうのは寂しい」と、

感情が抑えられずに上京を反対する要因にもなっている。

親ブロックへの対策について

ここまで親ブロックが発生する理由を書いたが、

それを踏まえてどのように対策していくかを考えてみる。

何度も丁寧に説明し続ける

上京転職への気持ちと計画を何度も伝えるのが基本だ。

最初は感情的に反対されることがあったとしても、上京転職を本気でしたいという気持ちを真摯に伝え続けることで、子どもの挑戦を応援したいという気持ちに変わってくれたり、曲がらない思いに根負けして認めてくれたりすることが多い。

まずは、正面から気持ちを伝えるのが重要だと思う。

私自身も上京転職の計画段階では親から猛反対を受けていたが、

顔を合わせるたびに「なぜ上京転職を選ぶのか」「どんな流れで進めるのか」を伝え続けた結果、

最終的に応援してもらうことができたため、気持ちの良い状態で転職活動を進めることができた。

安全対策や経済計画を伝える

「東京で暮らすお金は大丈夫なのか」

「東京の治安は大丈夫なのか」

このような心配をされて上京転職を反対されている場合は、

事前にしっかりと安全面や収支のシミュレーションをして親に伝えることが有効だ。

金銭面であれば、転職後の収入見込みや家賃・生活費などを具体的に話し、

計算はしてあるので大丈夫だと伝えるのが良い。

また、親の不安の一つである「治安の悪さ」に対しては、

犯罪件数が少ないエリアに住む方針を話したり、オートロック付きの部屋を選ぶなど、

治安についても考えていることをアピールすることで、親の心配を多少は和らげることができる。

あとは、東京で順調に生活している友人や知り合いの事例があれば積極的に紹介するのも強力な安心材料になる。

将来の家族関係を大切にする意志を示す

離れて暮らしても、家族を大切にする気持ちは変わらないという姿勢を示すこともとても重要だ。

定期的に帰省する計画を立てたり、連絡をまめにとることを約束することで、親の心配や寂しい気持ちを軽減することができる。

親の反対を押し切るのは最終手段

親と話し合うのがめんどくさくて転職や引っ越しが確定してから伝えたいという考え方もあるが、

手段としてはおすすめできない。

一方的に決めて動いてしまうことで、結果的に親と大きな衝突をしてしまう可能性が高まる。

親子の間で心の溝ができた状態で地元を離れてしまうことで、関係性が一生修復できなくなるリスクもある。

東京で困ったときに親の力を借りたくなることもあるかもしれないし、

もしうまくいかなければ地元に戻らざるをえなくなるときだってある。

そんな時、親とコミュニケーションがとりづらい状況であれば結果的に自分の首を絞めることになるし、何よりも家族のかたちとして非常に悲しい結果だ。

今後も良好な関係を保ち続けるためにも、親とはしっかり対話をしたうえで上京転職を進めるのがベターだ。

ただ、どんなに上京転職の意思を伝え続けても絶対に認めてくれない親も中にはいる。

最終的に、人生は自分で決断する権利があるので、「自分は絶対に上京転職を選ぶべき」という強い気持ちがあれば、この場合は最終手段として親の反対を押し切って実行した方がよいこともある。

まとめ

まとめると、「親ブロック」は、親からの愛情がすべての背景にある。

だからこそ、根本的な対立をするのではなく、感情的な共感を重視することが大切だ。

しっかりとした説明と、感情に寄り添ったコミュニケーションを心がけることで、親の理解を得やすくなる。

転職や上京は人生の大きな決断だからこそ、親との対話や育ててくれたことや心配していることへの感謝をすることで、円滑に新しいステージへ進めるようにしていきたい。

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