こんにちは。カマダキ(@KamadakiG)です。
「上京転職に興味はあるけど、上京したらどんな生活になるのかイメージが湧かない」
このような悩みはないだろうか?
私が地方から東京に転職で引っ越してから半年が過ぎたので、良かったことと悪かったことについて、「仕事編」と「私生活編」に分けて率直に書いていこうと思う。
今回の記事では「私生活編」について書いていく。
まずさっそく結論になるが、上京してからの半年間で後悔は全くなかった。
思い切った決断をして良かったと心の底から思っている。
地方から上京転職してよかったこと

1. 人やモノの多様性が刺激になる
自分の中では、これが一番のメリットだと感じている。
とにかく色んな人間がいてめちゃくちゃ楽しい。
この記事はカフェで執筆したが、書いている間にも、「映像制作事業を立ち上げるための商談」「不動産投資について熱く語るおばあちゃん」など、地方にいても中々聞けない面白い会話がバンバン聞こえてきた。
街を歩いていても様々な人種の方々や、とんでもなく奇抜な服装の人、フェラーリを乗り回す20代くらいの男性など何でもありな世界だなと感じる。
そんな私にとって特に好影響を受けているのは、所属しているコミュニティのオフラインでの集まり。
上京してから本業に関わるビジネス系のオンラインサロンに参加しているが、オフ会とかの集まりが開催される場所の多くが東京都内というのが現実だ。
東京に住んでいると、そのような集まりに簡単に参加できる。
普段は会えない経営者の方や、すごい実績を持っている方と気軽に話せて有益な情報をもらったり、コミュニティで知り合った方々とプライベートでも交流したりと、本当に色んなバックグラウンドを持つ人たちと関わることができ、自分の世界が一気に広がっていく感覚を味わっている。
2. 自分の成長に向き合える
地元に留まるということは、良い意味でも悪い意味でも「ぬるま湯につかり続けること」なのかなと感じる。
慣れ親しんだ土地で、家族や昔からの友人と過ごすのはとても居心地がいい。
それは、人間は慣れた環境から動きたくないという本能を持っているからである。
上京転職は、実行するまでに大変なことも正直多い。
縁もゆかりもない土地でのイチからの生活や、転職先での新しい仕事など、初めての経験が一度に押し寄せる上に、頼れる家族や友人がそばにいないので最初は自分にかかる負荷が大きかった。
しかし、これを乗り越えたことで自分の中でしっかりとした自立心がついたように思う。
あと、東京に来て色々な人たちを見る中で、自分は何者でどうなりたいのか、人生の意味をすごく考えるようになった。
広い世界の中のちっぽけな自分が、何か世の中に残していけることがあるのか、何のためにわざわざ地元を離れて東京で暮らしているのか。
哲学的な感じになってまったが、私は実際に休日の過ごし方が変わった。
自分自身の経験を通して、上京や転職について考えている人たちに役立つ情報を届けたい。
それはこのブログを始めたきっかけでもある。
自立心が高まることや、自分自身と向き合って何か行動に移していることは成長の表れなのかなと思っている。
地方から上京転職して悪かったこと

東京に来てよかったことをいろいろ書いてきたが、
ここからは地方から上京転職した自分の目線で悪かったことを書いていこうと思う。
1.車を所有するのが難しい
車好きの人には決定的なデメリットになるかもしれない。
まず大前提だが、東京で車を持つことは基本的に考えない方がいい。
都心部からかなり遠いところに住むとか年収帯がよっぽど高い場合を除いて、車の所有は現実的ではない。
理由は以下2つだ。
・駐車場代があまりにも高い
・そもそも東京で車を持つメリットが薄い
まず駐車場代が地方と比にならないレベルで高い。
イメージ的には東京23区の中心部(中央区・港区・渋谷区など)で月額4~5万円くらい、
郊外付近(練馬区・板橋区・足立区)で月額2~3万円くらいが相場。
ただでさえ住居の家賃相場が地方よりはるかに高いので、車を持つと自由に使えるお金がさらに削られることになる。
ただ、電車やバスなどの公共交通機関が非常に便利なため、車がなくても心配になることは正直あまりない。
2.東京で続けるのが難しい趣味もある
残念ながら、今まで続けていた趣味でも、東京でやる場合はハードルが高くなってしまう場合がある。
特に、「車が必要な趣味」「道具が多い趣味」などは難しいことが多い。
例えば、私は地方に住んでいるころはキャンプが好きでよく行っていたが、
上京するときにキャンプ道具はすべて実家に置いてきた。
理由は以下2つ。
1つ目は、先ほどと重なるが、車の所有が難しいから。
キャンプ場の多くはアクセスがあまりよくないところにあるし、テントやテーブル、クーラーボックスなど大きい荷物もたくさん運ぶ必要があるので車利用がほぼ必須の趣味になってくる。
2つ目は、部屋にキャンプ道具を置くスペースがほとんどないからだ。
東京は家賃相場が高いので、できるだけ家賃を抑えようと思ったら必然的に居住スペースが限られる。
地方なら月5万で物置付きで2,3部屋の物件が借りられることもあるが、東京で月5万円だと築古の1Kかワンルームが限界。
もちろん立地や築年数などの条件により変わるが、地方と比べて広い部屋を借りるのが難しいことは明らか。
以上の理由から、私は自前の道具でキャンプを続けていくことはすぐに諦めた。
今後は、道具を全てレンタルできるキャンプ場にたまに行くくらいになりそうだ。
他にも、サーフィンやスキーなどのアウトドア系の趣味も東京で続けるのはハードルが高いと思う。
それでも、上京後どうしてもこのような趣味を続けたいという方は、それなりの出費を覚悟する必要がある。
まとめ
- 上京転職してよかったことは、「人やモノの多様性が刺激になる」「自分の成長に向き合える」
- 上京転職して悪かったことは、「車を所有するのが難しい」「東京で続けるのが難しい趣味もある」
慣れ親しんだ地元を離れて東京に行くことは、環境の変化が大きく負荷がかかることも多い。
しかし、知らない世界への好奇心や自分の成長を求めて覚悟を持てば、充実した東京ライフを過ごせるだろう。
もし上京転職をするか迷っているのなら、人生でいちばん若い「今」挑戦しよう。