【仕事編】地方から上京転職してよかったこと悪かったこと
「東京で働いてみたいけど失敗したらどうしよう」
「上京したらどんな生活になるのかイメージが湧かない」
このように悩んでいる方々に向けた記事だ。
私が地方から東京に転職してきて半年が過ぎたので、良かったことと悪かったことについて、「仕事編」と「私生活編」に分けて率直に書いていこうと思う。
今回は「仕事編」について書いていく。
まず結論だが、上京してからの半年間で後悔は全くなかった!
思い切った決断をして良かったと思っている。
よかったこと
①自分の成長速度が高まる
今まで地方で働き続けた方は、フィールドを東京に移すだけで成長速度が上がると思う。
理由はレベルの高い人が多く、多様性があるから。
私は前職・現職ともに法人営業をしているが、東京ではとにかく頭が良いなと思う方が周囲にたくさんいると感じる。
偏差値の高い大学や大企業の本社が多数集まっているエリアなので、やはり優秀な方々の母数が多いのは紛れもない事実。
実際に、日々営業でお客様先に提案しているとそれを肌で感じることが多い。地元の営業ならお客さんと仲良くなったり、単純に商品のメリットを伝えるだけでそこそこ成果を上げられていたが、都内では、費用対効果や会社全体にとっての最適解をよりシビアに考えるお客様が多い。
さらに、市場が大きいからこそ競合他社もゴリゴリに動いていて熾烈な環境になっている。
必然的に幅広い知識や、ワンランク上の提案力を求められるので、そのプレッシャーが日々の自分の成長につながっていると思う。
あとは、人やモノの多様性がケタ違いだ。
地元では、生まれも育ちも同じ人たちが大半を占めているので、ライフスタイルや考え方もほぼ似たり寄ったり。
東京は全国から人が集まってくる上、外国籍の方もたくさん住んでいる。都内に集まっている会社も超大手から、独特な事業をやっている会社など本当に多種多様。
刺激を求めている人には特に東京の環境はおすすめだと思う。
②働き方の自由度が高い
会社によってかなり差はあるものの、最近の働き方改革やコロナ禍の影響もあり、働き方の自由度が高い会社がかなり増えている。
リモートワークと出社を自由に組み合わせたり、出勤時間を柔軟に変えられたりと、地方ではまだまだ希少な自由度の高い働き方が増えている。
私の勤め先も直行直帰やリモートワークが可能なため、その日の予定や体調等に合わせて合理的で無理のないスケジュールを組むことができている。
ただ、会社に直接管理される時間が減る分、自己管理能力はかなり必要!
③仕事の選択肢がものすごく多い
これは当たり前すぎる話だがあえて言わせてほしい。
ちょっと求人検索してみればわかるが、地方の求人とは求人数が本当に桁違い。
特に、ITやコンサルなど、成長中で利益率も高い業界の求人ほど東京に集まっているのを強く感じる。
将来性の高い仕事の選択肢は間違いなく多い。
悪かったこと
①難易度が高い
レベルの高い人が多く、競合も多いからこそ仕事の難易度は上がる。特に営業職などの社外との関わりが大きい職種ほど、それを強く感じる機会がある。
私自身も地方で働いていたときよりも圧倒的に厳しい環境下でたまに心が折れそうになるが(というか折れる)、絶対に食らいつくという気持ちで日々なんとかやってきている。
②車がない
東京都内で社用車が使える仕事はかなり限られているので、外回りのある仕事の場合はほぼ徒歩・電車移動のケースが多い。
車があれば好きなタイミングで車内で休むことができるが、徒歩移動だと休憩場所によく困る。
また、荷物を持ちながら歩き回るので体力の消耗も激しい。
私はよく仕事の休憩の合間や事務作業のためにカフェに寄らざるを得ないことがある。
地方で車に乗っていたときは、自販機で休憩なんてことが日常だったが、都内では休憩でカフェに寄るたびに500円前後費用がかかるので財布へのダメージが地味にきつい。
あとは弁当を徒歩で持ち運び続けるのも難しかったりするので、必然的に食費が膨らむ。
このように、東京で外回りの仕事に就く際は、平日に出費があること発生することを考慮した方が良いかもしれない。
まとめ
- 上京転職してよかったことは、「成長速度が高まる」「働き方の自由度が高い」
- 上京転職して悪かったことは、「難易度が高い」「車がない」
東京に引っ越して働くことは、慣れた地元よりも負荷が上がることはほぼ間違いない。
ただ、自分自身の成長を求めるのであればこれ以上ない環境だと思う。
「自分はこのままでいていいのか…」
こんな不安が少しでもあるのなら、一度きりの人生で東京に挑戦することを考えてみてもいいと思う。