【上京転職】ブラック企業には要注意!地方出身者が絶対に避けるべき求人の特徴について解説

こんにちは!カマダキ(@KamadakiG)です。

地方から東京へ転職を考えている人にとって、希望に満ちた上京転職。

しかし、夢を追い求めて東京に出た結果、ブラック企業に入社してしまい、心身ともに疲弊してしまうケースも少なくない。

特に地方出身者は、都市部の労働環境や求人探しに不慣れなため、ブラック企業の特徴を見抜くのが難しい場合がある。

せっかく、地元から強い覚悟を持ち、多大な労力をかけて上京転職をするのに、転職先の労働環境が劣悪という結果は絶対に回避したいところだ。

本記事では、地方出身者が上京転職の際に絶対に避けるべきブラック企業の特徴や、求人情報の見抜き方について詳しく解説していく。

1. ブラック企業の特徴とは?

ブラック企業とは、従業員に対して過度な労働を強いたり、給与未払いが発生したり、パワハラ・セクハラが横行している企業のことを指す。

以下のような特徴がある企業は注意深く確認するべきだ。

1-1. 異常に高い離職率

ブラック企業では、社員の定着率が低く、常に人手不足の状態が続いている。

そのため、頻繁に求人を出している企業は要注意だ。

見抜き方

  • 求人サイトで頻繁に掲載されている企業は疑ってかかる
  • 「未経験歓迎」「すぐに働ける」「若手が活躍中」などの文言が並ぶ
  • 口コミサイト(OpenWork転職会議)で離職率をチェック

会社の規模に対して、求人が出回っている数や口コミサイトの書き込みが異常に多い場合、社員の離職が多い可能性が高い。

1-2. 給与が異常に高いor低い

東京の相場よりも異常に高い給与を提示している場合、それは激務の裏返しだったり、達成が現実的に困難なインセンティブを含んだ提示年収の可能性が高い。

一方で、明らかに低すぎる給与の企業もブラックの可能性がある。

見抜き方

  • 業界の平均年収と比較する
  • 給与に「みなし残業代込み」と書かれていないか確認する
  • ボーナスや昇給の仕組みが明確に記載されているかチェック

営業職やエンジニア職などは、一定の労働時間が必要になるため、「みなし残業」が含まれている場合もある。

みなし残業が40時間や60時間などの長時間で記載されている場合は、長時間残業が慢性的な職場である可能性が高い。

これらの要素もチェックしながら、しっかり見極めよう。

1-3. 労働時間が長い・残業代が出ない

ブラック企業の多くは、長時間労働を強いているにもかかわらず、残業代が適正に支払われないところも存在する。

また、残業時間が極端に長い環境では、ワークライフバランスが崩れ、心身を壊すリスクが高まる。

見抜き方

  • 求人票に「残業代支給」の明記があるか確認する
  • 「裁量労働制」「成果主義」などの言葉が過度に強調されていないか
  • 口コミサイトで社員の労働時間をチェック

2. 求人情報からブラック企業を見抜くポイント

2-1. 求人票の曖昧な表現に注意

ブラック企業は、求人票の記載をあいまいにし、実態を隠しながら魅力的に見せようとすることが多い。

危険なワード例

  • 「アットホームな職場」 → 上司と部下の距離が近すぎる、飲み会が強制の可能性
  • 「やりがいのある仕事」 → 給与や待遇が悪くても働けという意味かも
  • 「夢を叶えられる環境」 → 給与未払い、成果主義が強すぎる可能性
  • 「年収1000万円以上可能!」→一部の社員の辞令を極端に協調している可能性

これらのワードが含まれている求人がすべてブラック企業ではないが、多くのブラック企業が求人票に使っている言葉であることは間違いないため、注意深く確認しておいて損はない。

特に、「アットホームな職場」や「やりがいがある仕事」などのワードは、会社が独自にアピールできる強みをもっていないのが理由でありきたりな言葉になってしまっていることも多い。

2-2. 面接時の違和感を見逃さない

ブラック企業は、面接の際に異常な対応をしてくることがたびたび起こる。

要注意な面接の特徴

  • その場で内定を出す(じっくり検討せずに即決)
  • 残業時間や給与の詳細を濁す
  • 圧迫面接で精神的に追い込んでくる

面接時には、労働条件をしっかりと確認し、不明点は遠慮なく質問しておこう。

また、内定をすぐにもらえるのはうれしいことだが、もしも面接の場であっけなく内定を出されたときは、一旦疑うようにしたほうが安心だ。

その場で面接を出されるケースでは、求職者を見極めるのではなく、とにかく誰でもいいから人を採用したいと考えられていることが多いため、ブラック企業の疑いがある。

2-3. 企業の評判を事前に調べる

ブラック企業を避けるためには、事前の情報収集が特に重要だ。

チェックすべきサイト

  • OpenWork(元社員の口コミが充実)
  • 転職会議(労働環境についての情報が多い)
  • Googleの口コミ(会社の評判がわかる)

3. ブラック企業に引っかからないための対策

3-1. 転職エージェントを活用する

信頼できる転職エージェントを利用すると、ブラック企業を回避できる可能性が上がる。

おすすめの転職エージェント

3-2. 自分の希望条件を明確にする

ブラック企業を避けるには、自分がどのような条件を求めているのかを明確にしておくことも大切だ。

具体的なチェックリスト

  • 給与:相場より極端に低くないか
  • 労働時間:残業がどのくらいあるか
  • 職場環境:ハラスメントの有無、社員の口コミ

3-3. 内定後も契約内容をしっかり確認する

内定が出た後も、雇用契約書をしっかりと確認しよう。

転職活動が大変な分、内定をもらえると安心して気持ちが緩みがちになるが、

雇用契約書に書いている内容が、求人や面接で得た情報と大きく差異がないかはチェックしておくべきだ。

確認すべきポイント

  • 給与・ボーナス・昇給の詳細
  • 勤務時間と残業代の支払い方法
  • 退職に関する規定(退職金の有無など)

まとめ

上京転職をすることで人生を大きく変えられるチャンスを作れるが、ブラック企業に引っかかってしまうと、せっかくの挑戦が台無しになってしまう。

地方出身者がブラック企業を避けるためには、求人情報や口コミサイトのチェック、面接での違和感の見極め、転職エージェントの活用が重要だ。

焦らず慎重に情報を集め、自分に合った良い企業を見つけよう。

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