【上京転職】長距離通勤を絶対に避けるべき3つの理由とエリアの決め方2選

【上京転職】長距離通勤を絶対に避けるべき3つの理由とエリアの決め方2選

「上京転職でどこに住むべきかわからない」

「長距離通勤で家賃を安くしたいと考えているがどうだろうか」

今回はそんな疑問に答えてみる。

【結論】長距離通勤は避けるべき

上京転職では基本的に長距離通勤は避けるべきだ。

以下、おすすめできない理由を3つあげる。

①疲労やストレスが蓄積しやすい

都心の会社に通う場合の交通手段はほぼ電車通勤になってくるが、長時間の電車移動は心身への負担が大きい。

特に通勤の時間帯は電車内の混雑が激しいので、1時間も身体を縮めながら立ち尽くすのは普通につらい。

上京転職の場合は、今まで車通勤だったのが初めて電車通勤になる方が大半であろう。

ただでさえ、上京転職では慣れない住環境や新しい業務に適応しようとするので精一杯になるので、そこに長距離通勤のストレスも加わるとあまりにも負担が大きい。

上京したての負荷をなるべく抑えるため、長距離通勤はおすすめしない。

②時間のロスが大きい

通勤時間が片道1時間半だとしたら、往復で3時間を毎日通勤に費やしてしまうことになる。

通勤時間による損失をもっとわかりやすくしてみる。

例えば、年間休日125日の会社員が片道30分の通勤時間だった場合、1年間で通勤に費やす時間は240時間だ。

もし、この会社員の通勤時間が片道1時間半だったら1年間の通勤時間は720時間になる。

片道1時間半の人は片道30分の人に対して、1年当たり480時間の時間損失が発生していることになる。

480時間あれば、キャリアアップのための資格勉強や、副業や英語などいろいろなことに費やせる。

あえて時給換算してみよう。この会社員の時給が2,000円だとしたら、2,000×480時間=96万円分の時間を通勤のために費やしているという計算になる。

いやいや、電車に乗っている時間を有意義に使えば問題ないだろうと思う人もいるかもしれない。

果たして、満員電車の中で揺られながら日々長時間の勉強ができるだろうか。

おそらく、集中力が途中で切れる上に居眠りをしてしまうパターンに陥るだろう。

その証拠に、通勤電車で座っているサラリーマンを見渡すと、本を開きながら寝てしまっている人たちが多い。

本来は自宅で十分な睡眠を確保するのがベストだが、睡眠不足が蓄積して電車で中途半端に寝てしまうのはとてももったいないと感じる。

③上京のメリット自体が減る

私が考える上京のメリットとして、「いろいろな人との出会い」「最先端のモノを見れる」

「利便性を享受できる」などがある。

しかし、都心部からかなり離れたところに住んでしまうと、都心に出かけるのにも時間がかかってフットワークが重くなってしまう。

都心への外出がだんだんとおっくうになり、外出機会が減るリスクも生じる。

下手したら、居住エリア内から出ずに休日を過ごすことで、結局は地方に住んでいるとことあまり変わらない暮らしになってしまうかもしれない。

経験や出会いなどの東京の利点を生かすために上京をするのであれば、住む場所もなるべく東京都内にこだわりたいところだ。

ではどこに住むのが正解か

①会社(勤務先)の近く

いちばん理想的なのは、勤務先から極力近い場所に住むことだと思う。

通勤時間を限界まで減らすことで、時間創出できるのが最大のメリットだ。

職場の近くに住み通勤時間を削ることで、副業や勉強に時間を使うことはもちろん、日々の状況に応じて人に会う時間や睡眠の確保など、時間さえあればいろいろな選択肢をとることができる。

デメリットは、家賃が高くつく可能性が高いことだ。

勤務先が都市部にあれば、周辺の家賃相場は基本的に高い傾向になっている。

会社近くの立地で家賃を抑えるには、物件選びでかなり妥協が必要になってくる。

収入が限られているが会社の近くでなるべくきれいな物件に住みたい…。

そんなわがままを叶えたい方は、築年数は経っているが内装をリフォームしたばかりの部屋を探してみるのがコツだ。

建物自体が古い物件は、空室対策のために内装や設備を一新している部屋がよくある。

住空間は綺麗で満足度が高いわりに家賃が比較的安いことが多いので、ねらい目だと思う。

②会社(勤務先)の近く

次におすすめなのは、勤務先まで電車で10駅前後の場所に住むことだ。

理由は、通勤時間を程よく勉強に使えるからだ。

遠距離通勤では電車の乗車時間が長すぎて、集中して勉強を続けるのが難しいが、電車で15~25分程度の時間だったらフルに集中できるので効率よく勉強ができる。

私も会社まで片道20分くらい電車に乗っているが、往復の時間を毎日英語に充てて勉強時間を確保できている。

しかも、勤務先の近くに住むよりは家賃相場の低いエリアを探しやすい。

より賃料を抑えたり、好みの物件を選びやすくなる。

まとめ

・上京転職では長距離通勤はなるべく避けるべき

・勤務先の近くに住んで通勤時間を減らすのが理想

・通勤時間に少し勉強をする前提なら、勤務先から10駅前後のエリアに住むのもあり

1日24時間は誰にとっても平等の概念だ。

会社に出社する限り、通勤時間は毎日必ず発生する。

上京転職を成功させるために、通勤時間をできるだけ減らすのか有意義に活用するのかをしっかり考えることをおすすめする。

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