カップルの上京転職で発生する3つの課題と解決策について解説!

こんにちは。カマダキ(KamadakiG)です。

将来を見据え、地元から東京へ引っ越してみたいと考えているカップルも多いだろう。

カップルで一緒に上京を伴う転職を考えるとき、個人で転職をする場合と比べて、いくつか特有の課題が浮かび上がる。

しかし、適切な準備と計画があれば、ストレスを最小限に抑えつつ夢の実現が可能だ。

本記事では、私が過去にパートナーと一緒に上京転職を実現した経験を元に、
「カップルの上京転職で発生する3つの課題と解決策」について書いていく。

課題.1  二人分のキャリアプランを考慮する必要性

画像

カップルが上京転職を考える場合、それぞれのキャリアや希望を同時に考慮しなければならない。


片方だけが東京でやりたい仕事を見つけても、もう一方が理想の職場を見つけられない場合、

どちらかが妥協する形になってしまう。

  • 例: 一人はIT業界でのキャリアを考え、もう一人は地方特有の産業で働いている場合、後者にとって適した職場を探すのが課題になる。

まずは、理想を叶えるために動いてみることが大事だ。

事前にお互いの職種や目指すキャリアを明確にして、東京でそれぞれが希望に近い仕事に就くことを目指してみよう。

ただ、現実的にはお互いが同じタイミングで理想の仕事をするのはかなり難易度が高い。

むしろお互い問題なく成功するのはレアケースだと思う。

理想を求めるのが難しい場合、どちらかの「キャリア選択」or「引っ越しタイミング」の条件を緩めることで、上京の成功率を上げることができる。

①どちらかのキャリアを優先するパターン


カップルのどちらかの転職活動を先に行い、内定をもらえた段階で引っ越し準備を開始。

その間に、もう片方がすぐに働ける仕事を探す。

これは、彼氏側が看護師、宅建士などの「士業」とか、彼女側が仕事にこだわりがないとか、

どちらかが柔軟に職場を選べる場合におすすめの手段だ。

どちらかがキャリア形成を優先して考えて転職活動を始め、内定した段階で上京が確定となるので、

仕事探しにおいては実質一人で上京転職するのと同じくらいの難易度に落とすことができる。

②それぞれの引っ越しタイミングをずらすパターン


お互いに仕事選びを妥協できない場合は、先に納得できる内定をもらった方が上京をして、

もう一人は後から内定をもらい次第、遅れて引っ越す作戦が良い。

2人が一緒のタイミングで上京するという選択肢を捨てることにより、お互い納得できる転職を実現できる可能性が高まる。

ただし、2人目の内定が決まるまでの期間はどうしても二重生活になってしまうため生活費が増えたり、一時的な遠距離恋愛になり精神的に負担がかかってしまうリスクもあることは頭に入れておきたい。

課題.2 住居の選択肢と高額な家賃

画像

都内では2人暮らし向け物件の家賃は地方と比べて非常に高額だ。


住居の選択は生活の質に大きな影響を与えるため、しっかり考えておきたい。

上京してから最初の住居選びは「背伸びをしないこと」が重要だ。

特に、最初は都内でかかる生活費と実際得られる収入を完全に予測するのが難しいため、固定費である家賃は安ければ安いほど良い。

家賃相場には、「物件の立地」「物件の広さ」が特に大きく関係している。

■物件の立地


選ぶエリアによって、物件の家賃は天と地ほどの違いが出てくる。

郊外に行くほど家賃相場は下がるが、上京後の生活が想像しにくい状態で、最初から長時間通勤の道を選ぶのはなかなかきつい。

しかも、カップルでそれぞれ上京のタイミングがずれ込む場合は、片方の勤務地が決まっていない状態で家を決めるしかない。

先に選んだ物件の場所によっては、片方の仕事選びに影響が出たり、転職後に想像を絶する通勤距離を強いられる危険性もある。

職場がどこに決まっても通勤時間で苦労しないように、最初の物件は可能な限り「東京23区」の中で探すことをおすすめする。

■物件の広さ


都心部は土地の価格が非常に高いため、物件の広さと家賃が比例するケースが多い。

例えば、1Kの家賃相場が7万円のエリアで2Kを探すと、家賃は倍の14万円前後になるイメージだ。
そのため、大前提として部屋の広さは極力抑えた方がよい。

安くするコツは、2人入居可の1DK物件を探してみることだ。

形の良い1DKであれば、プチ1LDKみたいに部屋を使えるうえに、家賃がそこまで高くないという良いとこどりを狙える。

また、内装リノベーション済みの築古物件を狙うのも有効だ。


築40~50年くらいで建物の外観はボロボロでも、部屋の中は水回りを含めて築浅物件並みに綺麗な物件というのは意外と多くある。

住んでしまえば外観はあまり関係ないし、本当の築浅物件よりも家賃はかなり下がる。

このようなテクニックも使いながら、「安く」「抵抗感の少ない」物件を探していこう。

課題.3 お互いの精神的なサポートが重要

画像

転職や引っ越しによるストレスは、新しい環境への適応と相まってさらに大きなものになる。

同棲カップルの場合、お互いをサポートする体制を作ることが不可欠だ。

1. 仕事と生活のバランスを整える


新しい職場での業務が始まり、慣れるまでの間はストレスがたまりやすい。
このようなときこそ、生活のリズムを整えることが大切だ。

  • 働き過ぎを避ける
    無理をして早く成果を出そうとせず、一定のペースを保ち、無理なく仕事を進める。
  • プライベートの時間を大切にする
    平日でも二人で食事をする時間や、話し合いの場を持つことで気持ちを共有する。
  • 家事の分担を見直す
    新生活での忙しさに応じて、家事分担を再調整し、負担が片方に偏らないようにする。

2. 住環境を整える


新しい住居で快適な空間を作り上げることは、二人の生活の充実に直結する。

  • 家具やインテリアで快適性を向上
    二人の好みに合った空間づくりを行い、仕事から戻ったときにリラックスできる場所を提供。
  • 生活のルールを作る
    掃除の頻度や物の管理など、お互いが快適に過ごせるように具体的なルールを話し合って決める。
  • 生活コストを把握
    家賃や光熱費、食費などの支出を二人でしっかり管理し、無理のない節約プランを立てる。

3. お互いを支え合う関係性を育む


上京転職後の新生活では、それぞれの環境適応のスピードや状況に違いがあるかもしれない。
この時期にはお互いを尊重し、支え合う意識を持つことが重要だ。

  • 感謝の気持ちを伝える
    仕事や生活の中で支え合っていることに対し、定期的に感謝の言葉を掛け合う。
  • 不満や悩みを溜め込まない
    どんな些細なことでも、問題が小さいうちに相談し合うことで解決しやすくなる。
  • 共通の目標を持つ
    旅行の計画を立てる、次の引っ越し先をイメージするなど、二人の未来に向けた目標を共有し続ける。

まとめ:課題を乗り越え、カップルで上京転職を実現しよう

画像

  • お互いのキャリアを尊重しつつ妥協点も探る
  • 現実的な家賃と住環境について考える
  • 新生活でお互いをサポートし合う意識を持つ


カップルでの上京転職は、一人での転職にはない独自の課題を伴う。

しかし、新しい生活を二人で形作るという経験は、大きな絆と満足感をもたらすはず。

上京転職は新たなステージへの挑戦だ。

その成功の鍵は、互いに計画を立て、問題を共有し、前向きに取り組む姿勢にある。

2人で力を合わせ、理想の生活を実現するための一歩を踏み出してみよう!

最新情報をチェックしよう!