こんにちは、カマダキ(@KamadakiG)です。
上京転職を目指して東京の企業から無事に内定をもらったら、
次にやらなければならないのが “退職を伝える” というアクションだ。
しかし、退職を上司に告げた途端「強い引き止めにあった」という話はよく聞く。
今回は、現職から引き止めにあった際にどう対応すればいいのか、
そして引き止めに対する正しいマインドセットについて解説していく。
1. 退職を告げた際の引き止めパターン
退職を伝えると、多くの場合引き止めの言葉が返ってくる。
引き止めパターンをあらかじめ知っておくことで、冷静に対処できるようになる。
1.1 条件改善型の引き止め
- 「給料を上げるから残ってほしい」
- 「次回のボーナスで考える」
まずは、給与アップや待遇改善の提案をしてくるケース。
しかし、多くの場合これはその場しのぎの対応。
改善が約束されても、長期的に状況が変わらない可能性が高い。
1.2 会社の将来を語る型の引き止め
- 「今辞めると事業が立ち行かなくなる」
- 「今後こんな新しいプロジェクトが始まるんだ」
責任感や将来への期待を煽るような言葉も常套句としてありがち。
だが、自分の将来より会社の未来を優先することが本当に正しいだろうか?
一度立ち止まって、冷静に考える必要がある。
1.3 人情型の引き止め
- 「ここまで育てたのに辞めるのか?」
- 「お前がいなくなると、みんなが困るぞ」
育ててもらった恩や周りへの申し訳なさから引き止めに心が揺れるかもしれない。
しかし、自分のキャリアや人生は最終的に自分で選ぶもの。
他人に遠慮する必要はまったくない。
2. 引き止めに対する対応方法
退職の意思を伝える際には、ブレずに対応することが重要だ。
以下のポイントを押さえながら、引き止めに対処していこう。
2.1 退職理由を明確に伝える
退職を伝える際には、事前に理由をシンプルかつ明確に整理しておくとよい。
例
- 「新しい環境でチャレンジしたい」
- 「キャリアアップのため東京で仕事をしたい」
余計な説明は必要ない。
感情に流されず、淡々と意思を伝えるべき。
2.2 返事は即答しない
引き止めに遭った場合、その場で即答せず一旦持ち帰る姿勢も有効だ。
「一度考えさせてください」と冷静に伝えることで、感情的な判断を避けることができる。
2.3 退職の意思は曲げない姿勢を見せる
引き止めが何度あっても、最初から退職する意思を固めておくことが大切。
- 退職日を明確に設定し、堂々と伝える
- 引き止められてもブレない心を持つ
一度退職を決意したならば、それ以上考え直す必要はない。
3. 引き止めに負けないマインドセット
上司や会社からの引き止めは、想像以上に揺さぶりをかけてくることがある。
そのときに揺るがないマインドセットを持つために大事な考え方を書いていく。
3.1 引き止められるのは「必要とされている証拠」
引き止めが多いということは、あなたが今の職場で評価されている証拠だ。
ただし、その評価が現職の未来につながるかどうかは別問題。
「必要とされている」ということに感謝しつつ、今後のキャリアを見据えて判断するべきだ。
3.2 退職は自己中心的で構わない
転職や退職はあなた自身のキャリアのための行動。
周りのことを気にしすぎず、自分の人生を優先して考えてOK。
「自分のために決断した」と胸を張ろう!
3.3 最後は感謝の気持ちを伝える
たとえ引き止められても、最終的には感謝の気持ちを示して退職するのが円満退社のコツだ。
- 「今まで育てていただいて感謝しています」
- 「大変お世話になりました」
これにより、円満に退職できる確率が格段に上がる。
4.私の実例
私も以前の職場で上司に退職を伝えたときは、すぐに居酒屋に連れていかれて説得を受けたり、何度も会議室に呼ばれて面談を繰り返した。
職場や一緒に働いているメンバーはとても好きだったので、必要としてもらえることはとても嬉しかったし、辞めることで負担をかけてしまうという気持ちもあったので、引き止めにはものすごく心を揺さぶられた。
だが、私はキャリアアップのために上京転職の準備に1年以上かけ、努力と覚悟を積み上げてきた自負があったため、最後まで退職意思を曲げなかったことで引き止めを諦めてもらえた。
最終的には、東京への挑戦を応援してもらいトラブルなく会社を去ることができた。
まとめ:引き止め対策は「冷静さ」と「決意の強さ」
上司に退職を告げると、ほぼ必ず引き止めの言葉が飛んでくる。
- 引き止めパターンを事前に知っておく
- 退職理由をシンプルに伝え、意思を曲げない
- 自分の人生を優先するマインドセットを持つ
最後は感謝の言葉を添えて、引き止めを上手に乗り越えよう。
「上京転職を成功させる」という自分の目標を見失わずに進めば、必ずその先に新しい未来が待っている。