こんにちは、カマダキ(@KamadakiG)です。
「上京して転職を考えているけど、何をやりたいかわからない…」
「これといってやりたい職種が思いつかない」
こんな悩みを抱えている方は少なくない。
だが、上京を実現できても生活を維持していくためには働くことが必要だし、
生活の中で大半の時間を仕事に費やすのは避けられない。
やりたいことがないままにフワッと仕事をしてしまうと、仕事でやりがいや楽しみを感じづらく、最悪のケースでは早期離職の繰り返しや、地元へ帰るしかない状態に追い込まれるリスクもある。
だからこそ、仕事は自分の経験や興味に合っているものを選ぶのが理想だが、
それでもやりたい仕事なんて明確にありませんという方も多いと思う。
そこで、 今回は「やりたい仕事がない」という方にこそおすすめしたい “法人営業職” について、その魅力やメリットを書いていく。
1. 法人営業職がおすすめの理由
1.1 未経験でも挑戦しやすい
法人営業は、多くの業界で未経験からでも始められる職種だ。
特に東京では企業の数が多く、それだけ法人営業の募集求人も豊富に存在する。
応募段階では専門性を求められることが少なく、求人も常に多く出回っているため、
挑戦しやすい職種の一つと言える。
1.2 幅広いスキルが身につく
「営業」と聞くと、強引な売り込み行為のようなネガティブな想像をしてしまいがちだが、
多くの企業の法人営業職ではあまりない。お客様と対等な関係性でやり取りしている会社も多い。
さらに法人営業では、以下のような幅広いスキルを身につけることができる。
- コミュニケーション力
- 問題解決力
- プレゼンテーション能力
- 業界知識
これらのスキルは、将来他の職種へキャリアチェンジするときや、
転職活動をする際にも大いに役立つ。
1.3 成果が目に見えやすい
営業職では、自分の努力が受注や売上という形で明確に現れる。
成果が数字として見えるので自分の成長を実感しやすく、モチベーションアップにもつながる。
1.4 キャリアの可能性が広がる
法人営業は、多くの企業において重要なポジションだ。
会社の顔としてお客様と最前線でやり取りを行い、会社を存続させるための売上を上げ続けるという、とてもやりがいのある立場。
さらに経験を積むことで、将来的にマネジメントやマーケティング、経営企画などへのキャリアアップも狙うことができるため、昇進や転職での年収アップを目指していくことが可能だ。
2. 法人営業の仕事内容
法人営業とは、企業対企業(いわゆるBtoB)の取引を行う営業職のことを指す。
具体的な仕事内容の例を挙げると以下の内容が一般的。
- 新規顧客へのアプローチ
- 既存顧客への提案やフォローアップ
- 課題解決のための提案型営業
- 契約の締結やフォロー
企業の課題を聞き出し、それに合った解決策を提供する役割が求められることが多い。
単なる「モノを売る」仕事ではなく、お客様の成功を支援するパートナーになれるのが法人営業の醍醐味だ。
3. 法人営業を選ぶ上での注意点
3.1 成果が求められるプレッシャー
法人営業では数字で成果が測られるため、目標に対するプレッシャーを感じることもある。
しかし、その分成果を上げたときの達成感は大きい。
また、成果をうまく出せなかった時も、数字で振り返りができるため、
自分の反省点や改善ポイントなどを発見しやすく、長期的に自分を成長させていくことができる。
3.2 コミュニケーションに積極性が必要
相手との信頼関係を築く仕事なので、人との関わりに前向きであることが重要だ。
苦手意識があったとしても、経験を積むことで克服できる場面が多い。
4. 上京して法人営業職に挑戦するメリット
4.1 求人数が豊富
東京には膨大な数の企業があり、法人営業の求人も圧倒的。
選択肢が多いからこそ、自分に合った会社や業界を見つけやすい環境になっている。
4.2 成長環境が整っている
首都圏には成長中の企業や競争力のある企業が多数存在する。
そのような企業での営業経験は、自身の成長につながるだけでなく、
次のキャリアへの強い土台にもなっていく。
4.3 高い給与水準
営業職は成果に応じてインセンティブが支給される場合が多いため、成果次第で収入を大きく伸ばすことも可能。
東京の法人営業職は、地方に比べて給与水準が高いことが期待できる。
5. 避けた方が良い求人
5.1創業間もないベンチャー企業は避ける
決してベンチャー企業が悪いわけではないが、未経験の上京転職で最初に勤める場所には向いていない。
ベンチャー企業の場合、少ない人員かつ短期間で会社を成長させていく必要があるため、激務になる可能性が高い。
また、教育環境も整っていないため、業務知識を余裕をもって体系的に覚えていくことが難しい。
自分のスキルに自信があったり、企業の目指す姿に大きく共感できる場合は、ベンチャー企業は良い選択肢になることもあるが、上京転職時の最初の一社として選ぶにはやはりリスクが高い。
目安として、会社規模100人以上で創業から10年以上の安定した会社を選ぶことで、
教育体制の整った環境で安全に業務を始められる可能性が高まる。
5.2 インセンティブがあまりにも高すぎる企業は避ける
「未経験でも年収1,000万!」
「とにかく稼げる!」
といったような、高収入をアピールしている求人も数多くあるが、
これらはすべて危険な求人だと思った方が良い。
高年収社員の実例は実際に存在するとは思うが、おそらく一握りのケースだ。
そもそもホワイト企業の高年収帯の求人では、特に給与の高さをアピールしていない。
高年収だけを大々的に謳いながらも、常に大量の求人を出しているということには
それなりの理由がある。
見かけの求人に騙されることなく、しっかりと情報収集をしていくべきだ。
5.3 口コミサイトでネガティブな口コミが極端に多い企業は避ける
気になった会社の求人を調べるときは、同時に転職の口コミサイトにも目を通した方が良い。
現在その会社に勤めている社員の方や退職した方などが内部の実情を口コミしているため、
信憑性はまずまず高い。
口コミサイトで特に注視するポイントは、「口コミの数が異常に多いかそうではないか」だ。
もちろん、会社が歴史が長かったり従業員数が多かったりすれば、それに比例して転職サイトの口コミは増えるが、そうではないのに口コミが多い場合は何かしら会社に問題がある可能性が高い。
具体的には、短期離職する人の数が多い、会社に不満のある従業員が多いなどが考えられる。
当然、そのような会社の求人もあまり手を出さない方が良い。
まとめ:やりたいことがわからないなら、法人営業を選択肢に入れてみよう!
- 法人営業は未経験でも始めやすく、汎用的なスキルを磨ける
- 成果が目に見え、自分の成長を実感できる
- 東京では求人数が多く、成長環境も整っている
- 避けた方がよい求人もあるので見極めが重要
やりたいことが明確ではないからこそ、挑戦を通じて新しい可能性を広げることが大切だと思う。
上京転職を考えているなら、まずは法人営業職への挑戦はとてもおすすめだ。
あなたの一歩が、これからのキャリアの大きな転機になることを願っている。