【上京転職】地方出身者が東京での通勤生活を乗り切るためのマインド&テクニックについて解説

1. はじめに

こんにちは。カマダキ(@KamadakiG)です。

東京での生活を始める上で「通勤」は避けられない重要なテーマだと思う。
特に地方から上京転職する人にとって、東京の通勤事情は想像以上に大きな変化をもたらす。

朝晩の満員電車の混雑、複数路線を乗り継ぐ移動、乗り換えで長いエスカレーターや階段を往復する体験は、初めての人にはかなりストレスフルなものになる。

しかし、適切な対策を取ることで通勤問題を乗り越え、東京での生活を快適にすることは可能だ。

本記事では、実際に田舎から上京転職をした私が経験した具体例を元に、通勤生活を快適にするための方法を解説する。

2. 東京の通勤事情を理解する

東京の通勤事情は地方と何が違うのか

地方での通勤が自転車や車メインだったのに対し、東京では電車が主要な交通手段となる。そして、この電車を巡る通勤事情は、地方のそれとは大きく異なる点が多い。

電車ラッシュの過酷さ


特に朝7時~9時のラッシュアワーは、都会の洗礼とも言える。満員電車に身体を押し込まれる感覚は初体験の人にとって驚きとストレスの連続だ。


混雑率が200%を超える路線も珍しくなく、ストレスを最小化するにはピーク時間帯を避ける工夫が欠かせない。


長時間の通勤が当たり前


東京に住む人々の平均通勤時間は約1時間。地方での「20分~30分で職場到着」という感覚とは一線を画す長さだ。

特に、職場と住居が大きく離れている場合には、電車やバスの乗り継ぎが必要になり、さらに負担が増す。

多様な交通網と乗り換えの複雑さ


東京にはJR線や東京メトロを始め、数多くの鉄道路線が張り巡らされている。目的地に到達するためには、複数回の乗り換えを行うケースも珍しくないため、最適なルート選びが求められる。

3. 通勤ストレスを軽減するための工夫

(1)時間管理の重要性

フレックスタイムや時差出勤の活用


フレックスタイム制度がある職場で働いている場合は、ピーク時間を避けた通勤が可能だ。例えば、出勤時間を朝6時台、または10時以降にずらすだけで混雑を大幅に回避できる。

出発時間を15~30分調整する


電車の混雑度は同じ時間帯でもわずかな違いで変わることがある。毎朝10分早く家を出ることで、大きく快適さが改善されることも少なくない。

(2)通勤ルートを工夫する

あえて「快速」ではなく「各停」車両を選ぶ


例えば、同じ路線でも車両によって、主要駅にしか止まらない「快速」と、各駅に必ず停車する「各駅停車」で分かれているケースがある。

当然、多くの人はいち早く目的地に到着する「快速」に乗るので、
「各駅停車」の車両は比較的空いている可能性が高い。

混雑を極力避けたければ、通勤時間を伸ばしてでも「各停」に乗る選択肢はアリだ。

便利なアプリを活用する


「Yahoo!乗換案内」や「Googleマップ」のようなアプリを使い、複数のルートを比較検討すると良い。乗り換えや遅延情報がリアルタイムで分かるため、余裕のあるルート選びに役立てられる。

(3)快適な住居選び

職場に近い場所を選択


いちばんの理想は、職場に近いエリアに住み、通勤時間を極力減らすことだ。徒歩や自転車で通勤可能であれば、そもそも電車に乗る必要がないので通勤ストレスがほぼゼロになる。

ただし、東京の多くの企業は、千代田区や新宿区、渋谷区などの中心部に集まっている。

家賃相場も非常に高いため、勤務先が中心部にある場合は、徒歩や自転車での通勤は難しいと思った方が良い。

「始発電車」がある駅の最寄りに住む選択肢も


通勤時間は長くなるが、「始発電車」が出ている駅の付近に住むのも選択肢としては有効だ。

始発であれば、電車が空の状態から乗車できるため、シートに座って通勤できる可能性が高い。

どんなに車内が混雑しても、一度座ってしまえば人と人が押し合う空間からは外れることができるので、かなり快適な通勤が可能だ。


4. 長距離通勤への対策

電車内を「学びやリフレッシュの場」に

車や自転車での通勤と違い、電車通勤ではスマホや書籍を開いて見ながら移動できるのが大きな利点だ。

例えば、YouTubeやNetflixなどで好きな動画を見る時間にすることで、通勤時間を体感的に短くすることができる。

また、読書、語学学習、資格試験の勉強など、通勤を自己成長の時間に活用することもできる。

ノイズキャンセリングイヤホンを使う


ノイズキャンセリングイヤホンは絶対に持っておくことをおすすめしたい。
通勤中は、乗客の声や電車の運転音など非常に多くのノイズが発生し、常にうるさく感じるはずだ。

乗車時はイヤホンのノイズキャンセリング機能を使うことで、これらの騒音がかなり抑制され、音のストレスを大幅に軽減することができる。

ノイズキャンセリングイヤホンは通常のイヤホンよりは高額だが、
機能がしっかりしたものを選ぶことで、日々のストレスを大きく削減できるため、東京で暮らすなら絶対に買うことを推奨する。

5. 東京の通勤トラブルに備える

遅延・事故への準備

東京では多くの人々が一度に移動を行うため、電車の遅延や運行停止は頻繁に発生する。

そのため、トラブルが起きた場合に備えて、代わりのルートを事前に把握しておくことが重要だ。

また、始業ぎりぎりの時間に合わせて出発してしまうと、数分の遅延でも遅刻になってしまうため、仕事の開始時間に余裕を持った出発時間を意識しよう。

トラブル時の心構え

予測不能な事態が起きた場合でも焦らず、落ち着いて対応することが重要だ。

毎日電車に乗っていると、人身事故や天候不良などによる長時間の運休に遭遇してしまうことは必ず起こる。

出社が遅れる場合は、速やかに職場にメールやチャットなどで報告できるような心構えをしておこう。

6. 東京の通勤を楽しむ心を持つ

通勤はどうしてもストレスの要因になりがちだが、ポジティブな視点で捉えることで、日々の生活の一部として楽しむことができる。

例えば、帰り道までの途中停車駅で降りて新しいスポットを開拓してみたり、駅ナカでの買い物を楽しんだりするなど、自分の気持ちひとつで通勤生活を楽しいものに変えることもできるかもしれない。

7. まとめ

東京の通勤生活は、地方出身者にとって最初は高いハードルとなることが多い。

しかし、時間管理、住居選び、ストレス軽減のための工夫を積み重ねることで、快適な生活を作ることができる。

本記事の内容をひとつでも取り入れてみて、快適な通勤を実現してもらえたら幸いだ。

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